国立故宮博物院(台北市)は20日、東京で24日から開催される予定の特別展「台北国立故宮博物院-神品至宝-」について、展覧会タイトルで同博物院の名称に「国立」が冠されていないポスターを撤去しない限り「(九州での展示も含めて)イベント自体を中止させる」との声明を発表した。
このほど、東京都内に貼られたポスターに、「国立」の文字のないものが含まれていることに台湾のメディア関係者が気づいた。
今回の特別展示をめぐっては、台湾側は開催の前提条件として、中国大陸による美術品の差し押さえを防ぐ「海外美術品等公開促進法」の制定や、「国立」の文字の使用を求めていた。
文化財・史跡巡り研修 仏の里美術館奉仕ガイド-函南
函南町桑原のかんなみ仏の里美術館のボランティアガイドを対象とした「町の文化財・史跡巡り研修会」(町生涯学習課主催)が17日、町内で開かれた。20人が参加し、同美術館の資料室で紹介している文化財や史跡6カ所を巡って、知識と案内技術を高めた。(
印象 日の出)
船山の高源寺、田代の双体道祖神、柏谷の六万部寺などをバスと徒歩で訪問。塚本の興聖寺では、隠れキリシタンが信仰の対象にしたというマリア観音や、描かれた大鹿が抜け出して悪さをしたという言い伝えが残るふすま絵などを鑑賞した。
それぞれの場所を担当するガイドが、全員の前で解説し、同美術館顧問の斎藤宏さんが補足した。参加者は熱心に聞き入り、「生で見ることが一番の勉強。このような文化財や名所が町内にあるのは素晴らしいことだと思う」と話した。(
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