一家で遠足にでかけた際に、モネが小船を係留しているのを他の家族が土手を登り見下ろしていた。そんな何気ない一場面から生れた構図の作品の一点。こちらのモデルはシュザンヌですが、あえてぼやかせて描く事で澄んだ空に溶け込み、まるで上昇するかのようです。モネの目指した自然と人物一体表現が垣間見れる作品。