岩手県内の大学生バンドを集めた野外音楽フェスティバル「カレッジオブロック」が6月22日、石神の丘美術館(岩手町)特設野外ステージで開催される。(盛岡経済新聞)
岩手県内の大学生で結成されたバンドを中心に出演する同イベント。交流しながら岩手の音楽を盛り上げようと毎年開催し、今年で3回目を数える。
今年は、岩手県内の4大学(岩手大学、岩手県立大学、盛岡大学、岩手医科大学)から16バンドが参加。応募選考枠には、ライブハウスで知り合った大学生で結成された「mice myth(マイスミス)」、アコースティックサウンドを核に新スタイルの楽曲制作に取り組む「東京レゾンデートル」が選ばれた。そのほか、岩手県立沼宮内高校の軽音楽部や石神の丘美術館芸術監督所属バンドも参加する。
特設フードコーナーでは、岩手町の名物グルメ「いわてまち焼きうどん。」に南山形のやまと豚をメガ盛りにして提供するほか、キロサ牧場牛焼き肉を販売する。
開場10時。入場無料。現在、過去2回の様子を紹介する写真展を道の駅「石神の丘」道路情報休憩施設で開催している。22日まで。(
夜のカフェテラス)
中国の国立劉海粟美術館と姉妹提携
日本や中国などの東洋美術品などを展示する岡田美術館(神奈川県箱根町)は16日、中国·上海にある国立の「劉海粟(りゅうかいぞく)美術館」と姉妹提携を結んだ。中国の国立美術館と日本の私立美術館の提携は初めての試みで、今後、双方の美術館でお互いの収蔵作品を展示する企画も計画している。
岡田美術館は、実業家である岡田和生さん収集の東洋美術品などを展示した美術館で、2013年開館し、ユニバーサルエンターテインメントが運営。岡田さんは同館の名誉館長を務めている。また、劉海粟美術館は、中国の近代美術を代表する画家·劉海粟の功績をたたえて1995年に開館した美術館。現在は移設のため休館中で、来春リニューアルオープンする予定。
同日、東京都内で姉妹提携の調印式が行われ、岡田美術館の小林忠館長と劉海粟美術館の張堅(ちょう·けん)館長らが出席。張館長は「中国と日本の両国の間の文化と芸術の交流がさらに促進されることを希望する」と述べ、小林館長は「同じ個人の名前をつけた美術館の縁として、今後親しく提携して幅広い美術館活動を共有させていただければ」と語った。岡田美術館では、今回の姉妹提携を記念して、「-中国人の魂- 玉器の名品/特集 かわいい生き物たち」と題する特別展を7月3日~9月30日に開催する。(
ルノワール テラスにて)