モネの代表作「睡蓮」、約55億円で落札
モネの代表作「睡蓮」、約55億円で落札

モネの代表作「睡蓮」、約55億円で落札

01/07/2014
6月24日(ブルームバーグ):サザビーズが23日夜、ロンドンで開いた印象派と近代美術のオークションで、フランスの画家クロード·モネの代表作「睡蓮」の連作のうちの1つなどが落札され、売上総額は1億2200万ポンド(約210億円)に上った。
売上総額は1年前を15%上回り、サザビーズがロンドンで開催したこの分野の美術オークションとしては3番目の高水準だった。ロシアやアジア、米国のコレクターがパブロ·ピカソやワシリ·カンディンスキーの作品を競って応札。出品された46ロットのうち落札されなかったのは4ロットのみだった。
モネの1906年の作品「睡蓮」は同オークションの最高値3170万ポンド(約54億8000万円)で落札された。フランス北部のジベルニーにあった自宅の池で咲くスイレンから着想を得たこの絵画の落札価格は、モネの作品としてもオークションでの過去2番目の高値となる。
原題:Monet’s Water Lilies Lead Sotheby’s $208 Million LondonSale (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Katya Kazakina  ,[email protected]
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Christian Baumgaertel  Romano, Mark Beech ,[email protected]
 
androp、新曲「Shout」 松雪泰子主演ドラマ主題歌
4人組ロックバンド·andropの新曲「Shout」が、女優·松雪泰子主演のTBS系ドラマ『家族狩り』(7月4日スタート、毎週金曜 後10:00※初回20分拡大)の主題歌に起用された。ドラマの脚本に沿って書き下ろされた同曲は、登場人物たちの心を代弁したような歌詞とともに、声にならない心の「叫び」が激情的に展開していく美しいロックナンバーとなっている。
主演の松雪泰子
今年12月にCDデビュー5周年を迎える彼らがドラマ主題歌を手がけるのは、昨年放送の『Woman』(日本テレビ)に起用された「Voice」以来、2度目。ボーカル&ギターの内澤崇仁は新曲について「物語で描かれている『不条理な家族』や、生活の中で巻き起こる『内なる不条理』をテーマに、目には見えない感情や心の叫びを歌と音に込めました」と説明。「日々生きているとつらく立ち止まってしまう時、叫びたい瞬間は幾度となく訪れますが、そんな人の背中を押せるような力強い楽曲になっています」とアピールする。(ウィーン分離派)
同ドラマは、『悼む人』で直木賞を受賞した作家·天童荒太氏が2004年に発表した同名小説(全5部作、新潮文庫)を映像化。児童保護センターで働く主人公(松雪)、冴えない美術教師(伊藤淳史)、父になる男(北山宏光)、母になる女(篠田麻里子)、夫から逃げる妻(水野美紀)、結婚したい女教師(山口紗弥加)、心中事件を追う刑事(平岡祐太)、息子を亡くした母親(秋山菜津子)、認知症の父(井上真樹夫)、介護に疲れた母(浅田美代子)、家庭崩壊した刑事(遠藤憲一)、電話相談の女(財前直見)など、家族や社会に惑う群像たちの中に人間の醜さ、悲しさ、気高さ、そのすべてを描き出す。(日傘を差す女)

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