横尾忠則のグラフィックワークを中心とした『阪神·淡路大震災20年展 横尾忠則展 枠と水平線と... グラフィック·ワークを超えて』が、7月12日から兵庫·神戸の横尾忠則現代美術館で開催される。
これまでに横尾が手掛けた100点以上のポスターをはじめ、絵画作品、装幀本、下絵など約150点を展示する同展。異なる媒体における横尾の表現に通底する特徴を見出し、グラフィックワークと絵画作品の関係性を探る。
同展では、モチーフや手法によって作品を7つの章に分類して展示。「表現された枠」「水平線」では、複数の枠が画面に描かれる作品や水平線を配置した作品を通して、横尾による独自の空間表現を紹介し、続く「後ろ姿とシルエット」「空間の中の文字、フキダシ、鏡文字」では人物や文字といった代表的なモチーフを取り上げる。さらに、「繰り返しとズラシ」「集合」で特徴的にモチーフが配置された作品を展示し、最後の章である「変容」では、自身の過去の作品で用いたモチーフを別の作品に再登場させたり、過去の作品に上書きするなどした作品群に注目する。
宮崎&高畑氏がジブリ最新作「思い出のマーニー」を絶賛 有村架純は涙…
スタジオジブリの映画最新作「思い出のマーニー」(19日公開)の完成披露試写会が2日、都内で行われ、同スタジオが誇る宮崎駿監督(73)、高畑勲監督(78)の両巨頭が同作を絶賛していたことが分かった。宮崎監督が長編からの引退を表明後、最初の作品だけに、プレッシャーもあったという米林宏昌監督(40)は「自信を持ってキャンペーンを回れます」と感謝した。(
写真を油絵)
試写会に先駆けて行われた完成報告会見で、西村義明プロデューサー(36)が両巨頭の言葉を明かした。宮崎監督は「よく頑張った。麻呂(米林監督の愛称)が1+1=5の男であるというのが分かった」、高畑監督は「作画、美術、それ以降(編集)も頑張って“さすがジブリ”という作品を作り上げた」。それぞれが米林監督にジブリの未来を託すかのように最大級の賛辞を送った。
上映後にはヒロイン·杏奈役の女優·高月彩良=さら=(16)、もう1人のヒロイン·マーニー役の女優·有村架純(21)、杏奈の養母·頼子を演じた松嶋菜々子(40)、物語の鍵を握る女性·久子を演じた黒木瞳(53)らが舞台あいさつした。ジブリ作品に出演することを熱望していた有村は「本当に夢みたいです…」と感激の涙を見せた。(
モネ複製画)