フランス生まれの積み木「KAPLA(カプラ)」を使って作品づくりに挑戦する「第1回全国児童館·科学館·美術館対抗カプラ大会inま·あ·る」(カプラジャパン主催)が26日、静岡市清水区の市こどもクリエイティブタウン「ま·あ·る」で始まった。28日まで。
カプラはニスや防腐剤を使わない白木の板を自由に積み重ねて楽しむ造形遊具。作品を完成させることで、子どもの創造力や集中力などを養い、達成感を味わってもらおうと企画した。
参加者らはカプラの木の板約1500枚を使い、自由な発想で作品づくりに取り組んだ。想像力を働かせながら板を積んだり並べたりして塔や煙突、かまくらなどの作品を作り上げた。
作品はスタッフが写真撮影し、大会ホームページに掲載される。8月11日から31日にかけて投票が行われ、グランプリが決まる。
参加費無料。18歳以上は入館料300円。
前作から4年、美を作る現場を追ったドキュメンタリー「みんなのアムステルダム国立美術館へ」公開
[映画.com ニュース]オランダのアムステルダム国立美術館で、10年に及ぶ改修工事のその後を追ったドキュメンタリー「みんなのアムステルダム国立美術館へ」が12月に公開する。(フォーヴィスム)
レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」など数々の傑作を所蔵する同美術館が、2004年に開館以来の大規模な改築工事を始めるが、トラブルで計画がとん挫するまでを映した2010年公開の前作「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」から4年。館長、キュレーター、建築家、施工会社から警備員そしてアムステルダム市民が、本音をぶつけながら世界有数の美術館の開館に向けて動き出し、2013年4月にようやくグランドオープンした。
国最大の美術館が10年にもわたって閉ざされた“事件”の顛末を包み隠さず映し、展示品の選定、美術品の修復、作品購入など、建築作業や会議の現場から、収蔵庫、修復作業の部屋とカメラはすべてをとらえていく。普段見ることのできない美術館商売の裏側や、美術館に携わる個性あふれる人々を追った、美術館ドキュメンタリーの決定版だ。
「みんなのアムステルダム国立美術館へ」は12月、渋谷·ユーロスペースほか全国順次公開。(夜のカフェテラス)