エル・グレコ【聖セバスティアヌス】 ギリシャ生まれ(クレタ島)の画家エル・グレコ。ギリシャ、イタリア、そしてスペインと渡り画家として活躍した。 エル・グレコの作品の特徴としては、細く引き伸ばされたように描かれる人体の様子や微妙な光りの描き加減が挙げられる。 本作の主題として描かれている聖セバスティアヌスはキリスト教の殉教者で、聖セバスチャンとも言われ、 3世紀のディオクレティアヌス帝のキリスト教迫害で殺害されたと言われる人物である。