エル・グレコ【悔悛するマグダラのマリア】
ブダペスト国立西洋美術館
1576 年頃
156.6×121cm
ギリシャ生まれ(クレタ島)の画家エル・グレコ。ギリシャ、イタリア、そしてスペインと渡り画家として活躍した。
エル・グレコの作品の特徴としては、細く引き伸ばされたように描かれる人体の様子や微妙な光りの描き加減が挙げられる。
本作品は、マグダラのマリアがイエスキリストと出会うことによって、これまでの放蕩な生活を悔い改めた題材の作品。
マグダラのマリアとは新約聖書中福音書に登場するイエスキリストに従った女性のこと。